Top-Run社は1997年に誕生いたしました、それまでの私はポダイアトリー(足医学)が存在している事を知りませんでした、その存在を知った私はモントリオールの友人にオルソティック(足底装具)の工房を探してもらい、ニューヨークとモントリオールにあると知らされ、すぐにカナダに向かいました、成田からバンクーバー・トロント・モントリオールと乗り継ぎをいれると30数時間かかりました、友人のステファンが空港で待っていてくれました、モントリオールの空港は思いの他、小さな空港でした。
翌朝から私の行動がはじまりました、モントリオールから車で1時間半の所にロミオとジュリエットと物語がありますがジュリエットという街にBi-Opというオルソティックを製作している工房があり訪問をしました、丁度、足医師のミハエルというドクターがカナダで有名なマラソン選手のジャクリーン選手がオルソティックを製作に来ていて、幸運にも診察の仕方、製作の方法を見学する事ができました、当時の私は目を丸くして見学をしていました、4日ほど滞在をし、次の目的地であるニューヨークまで車で出発をしました、モントリオールからニューヨークまでは約1.400kmありました、ステファンは隣でぐっすりと寝ていて私は不安の中一人で1000km以上運転しました、ただ道が真っ直ぐなので眠くてたまりませんでした、ニューヨークの近くで運転を変わってもらいロングアイランドにあるランガー社を訪ねました、運良く、足の神様であるランガー氏がいたので足医学を2日間みっちりと教えていただきました、カナダのラボとニューヨークの会社にサンプルを注文をしましたが、残念な事にアメリカの方はクヲリティーが低かったのでお断りをしBi-Op社と取り引きをする事にいたしました。
現在まで、いままで多くのラボと取り引きをしてきましたが、最新のテクノロジーと長い経歴を持つFootmaxx社と正式に契約を結び現在に至っております、よく患者さんに聞かれる事は何で日本で製作できないのかと、この質問が一番多い訳ですが、欧米では靴の歴史が長く医学も経験も多くありますが、日本の場合は日本の医師でさえポダイアトリー・オルソティックを知らないドクターが殆どです、まして義肢装具士協会が発足してまだ30年しか経っていません、アメリカでは足医師協会が設立されたのが明治の時代です、ですので、そう簡単にはオルソティックは製作できないのです。
そして、月日は流れ28年の時はながれ現在に至っております、その間に私が海外の工房(ラボ)とはアメリカ3社、カナダ3社、イギリス1社、ニュージー2社と取り引きをしてきた訳ですが、やはり現在のfootmaxx社の技術が抜きん出ているのです、ですのでTop-Runでは日本の代理店契約をしお取引を続けています、ちなみにfootmaxx社では40年の歴史があります。
カナダ・アメリカ・ニュージーランド、など先進国では街を歩いていても歯科医院の看板のように普通に足医師(ポダイアトリー)という看板が普通に存在をし足に不調を訴える患者さんは皆Podiatryクリニックに行く訳です、それがスタンダードになっています。
本場のアメリカでさえ、良い工房を探す事は困難なのです、アメリカ製品だから良いとは限りません.
では日本では、どうでしょうか?足に不調を訴える患者さんは、実のところ何処の病院に行くか分からない事が実情です、それで医師に加齢だから、これは仕方なく上手に病気と付き合っていくしかありませんと言われ、殆どの患者さんは諦めてしまいます。
そのような患者さんを助ける事が私達の使命だと考えております。